≪紫外線の波長≫いったいどういうもの?

≪紫外線の波長≫いったいどういうもの?

1年を通して、5月から6月はもっとも紫外線の強い時期だといわれています。地球にはオゾン層がありますが、オゾン層は強い紫外線を抑えてくれている役割がありますが、近年はオゾン層の破壊や天気が晴れの日はとくに紫外線が強くなります。それら紫外線は、オゾン層を通過して地上にいるわたしたちに届いてしまうのです。かといって曇っていても紫外線の波長はなくなるわけではなく、薄曇りであれば晴れの日と同じように紫外線がやってきますし、雨の日も紫外線の波長はないわけではありません。今回は、紫外線の波長についてご紹介します。

 

≪紫外線の波長≫いったいどういうもの?



 

 

紫外線の波長を知ろう!その1 リッターにより発見

紫外線は、1801年にリッターという人によって発見されました。紫外線は、可視光や赤外線より波長が短くて、エネルギーも大きいので物質に化学的変化を起こさせやすいという部分をもっています。紫外線が人(物質)に日焼け(化学的変化)をさせたり、殺菌をしたりすることは、紫外線の波長が関係しているのです。可視光というものは、目で見える光のことをさします。空に時折見える虹の赤、橙、黄色、緑、青、藍、紫という7色の色に分かれています。この可視光のなかの紫よりも波長が短くて、紫の外側にある光を、わたしたちは紫外線と呼んでいることとなります。

 

紫外線の波長を知ろう!その2 UVとは?

紫外線(UV)とは、地球に到達する太陽の光のなかでも波長が短くて、エネルギーの高い光であると「その1」で述べましたが、紫外線にはUV-A波、UV-B波、UV-C波の3種類に分けて考えられています。この3種類のうち、地上に届く波長はAとBです。UV-Bは人間などの皮膚の表面に届きますし、目に有害だとされています。また日焼けや皮膚がんの原因となっていると言われています。UV-AはBの波長よりは有害ではないですが、長い時間日光にさらされると、健康に被害がもたらされます。これらは、窓ガラスや雲を通って人間の皮膚の奥の部分にまで届きますので、しわやしみ、たるみの原因となります。こういった肌の老化を引き起こしますが、同時に日焼けの原因ともなり得ます。

 

紫外線の波長を知ろう!その3 日本のなかでも違いが!?

同じ日本という国に住んでいても、南にいくほど紫外線の量は多くなります。北海道の札幌と、沖縄の那覇で測った紫外線量は、1.5倍くらいの差があります。また、時期的には5月から9月にかけての紫外線の量が特別多いことが分っています。紫外線は夏というイメージがありますが、夏より前から、日焼け止めや紫外線対策の手立てを作っておくことが大事です。6月にはすでに真夏と同じくらいの紫外線対策が必要となっているのです。

紫外線の波長を知ろう!その4 紫外線と波長とは?

紫外線は可視光より波長が短く目には見えないと述べましたが、紫外線ランプの光は、青白く見える可視光のうち紫外線とが混ざっているものです。紫外線は、nm(ナノメートル)という単位が使われており、UVAは400nmから315nm、UVBは315nmから280nm、UVCは280nmから200nmとなっています。一般的には、紫外線は近紫外線と呼ばれていて、400nmではなくて380nmまでをさすことが多いです。そのほかにもUV技術面では、185nmや172nmという波長は分類ができないので、用途や目的に合わせて、特定の紫外線波長を選ぶことになります。

 

紫外線の波長を知ろう!その5 太陽の光

太陽は、半径は6.96×103キロメートルの巨大なガスの球体であり、核の部分では水素の核融合反応が起こっています。そのため、ヘリウムを作りつつ巨大なエネルギーを放っています。太陽から地球に届くエネルギーはすべてのうちの20億分の1です。また、太陽から放たれた光は、8分後には地球に届いているのです。地球に届く太陽光は前述の通り、目に見える可視光線と、赤外線と、目にも見えず感じることもできない紫外線に分けて考えられています。太陽の光のなかでは、紫外線は5~6%にすぎないのです。そのなかの赤外線のうちに分けられる波長をUVA、UVB、UVCと呼んで区別しています。

 

太陽からの光は、ないと人間は生活ができませんが、紫外線が人間の肌に悪さをすることもまた、避けられないことです。すべての紫外線が悪いわけではないので、紫外線が強い日は、その時間帯を避けてスーパーなどの買い物にでかけることもできますよね。日陰や日傘、帽子をうまく使用して、紫外線対策をしましょう。

 

まとめ

≪紫外線の波長≫いったいどういうもの?
その1 リッターにより発見
その2 UVとは?
その3 日本のなかでも違いが!?
その4 紫外線と波長とは?
その5 太陽の光